絶滅危惧種

国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種レッドリストとは?

地球温暖化、土地開発などの環境の変化によって、世界中で絶滅に直面している生物がたくさんいます。

1948年に創立され、スイスに本部がある国際自然保護連合(IUCN)では絶滅危惧種レッドリストというものを作成してます。

絶滅危惧種レッドリストは「動物」「植物」「菌類」の生物種への脅威や絶滅を防ぐための活動内容に関する詳しい情報が記載されてます。さらに、今後予測される脅威をもとに種の絶滅リスクを客観的に評価してます。

レッドリストを見ると、その生物が現在どういった状況に置かれてるかが分かります。

レッドリストの基準

レッドリストは、次の9段階で分けられてます。

分類 説明 おおよその登録数
EX:絶滅種 種の最後の個体が死んでいると疑いがない 900種
EW:野生絶滅種 種の個体が飼育下のみ、もしくは以前の生息域から離れた場所に定着させた個体群のみ存続 80種
CR:絶滅寸前種 入手できる最も確かな情報が、野生では絶滅の極めて高い危険に直面している 8188種
EN:絶滅危惧種 入手できる最も確かな情報が、野生では絶滅のかなり高い危険に直面している 14100種
VU:危急種 入手できる最も確かな情報が、野生では絶滅の高い危険に直面している 15200種
NT:準絶滅危惧種 現時点では上記分類に該当しないが、それに近い保全状態である 180種
LC:底懸念種 上記のいずれの分類にも該当しないと判断された 7900種
DD:情報不足種 絶滅の危険性を十分に評価できるだけの情報がない 69150種
NE:未評価 絶滅の危険性評価が行われていない 18750種

データベースに登録されてる生物は134,000種以上です。2020年までに160,000種の評価を目標にしていたようですが、残念ながら2021年現在で150,000種にも満たないのが現状です。

パンチ猫
それでもめちゃくちゃ登録されててビックリ!

赤字「絶滅寸前種」「絶滅危惧種」「危急種」は絶滅する危険性が高く、37,000種以上の生物が絶滅の危機に直面していることになります。つまり、全体の27%以上もの生物が絶滅が危惧されてます。

パンチ猫
4分の1は多すぎる・・・

このまま対策をせず時間だけが過ぎていけばレッドリストは「絶命種」「野生絶滅種」にいずれ変わることになるでしょう。絶滅前にどのような対策ができるかを真剣に考え、実際に保全活動をしてるのが国際自然保護連合です。

パンダは危急種(VU)

白黒の柄が可愛く、竹を食べる姿が愛くるしいパンダはレッドリストの危急種(VU)に分類されてます。

パンチ猫
正確にはジャイアントパンダだけど、ここでは馴染み深いパンダと呼ぶね!

日本では上野動物園でも飼育されているので、行こうと思えば見にいける人も多いと思いますが、もしかしたら絶滅してしまう日が来てしまうかもしれません...

ただ、元々絶滅危惧種(EN)だったところから保全活動のおかげで、危急種(VU)に引き下げられた経緯があるので、少しは絶滅の危機から脱したと言えます。

もちろん依然危険な状態ではあるので、このまま活動が進むことでさらにレッドリストが引き下げられることを願うばかりです。

パンダ以外にも日本の動物園で見られる

絶滅危惧種

ニシゴリラ
チーター
マンドリル
オカピ
アジアゾウ

なども絶滅が危惧されてます。上記の他にも日本で見られる希少動物は多いです。

パンチ猫
絶滅危惧種と理解して動物園に行くとより楽しめるよ!

まとめ

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストを見るだけで、絶滅の恐れのある生物や保全活動の内容が分かります。

データベースには134,000種以上が登録されていますが、世界中には未発見の生物も含めると600万〜1億種いると言われてるので絶滅の危機に直面してる生物は登録されてる以上にいます。

パンチ猫
600万〜1億って幅広過ぎー!!でも、ロマンあるよね!

なかには人間に発見されることなく絶滅した生物もいることでしょう。

パンダやゴリラといった馴染みの深い動物も絶滅の危機に陥ってることを考えると、少しでも力になれないかと考えてしまいます。

パンチ猫
手軽なのは寄付ぐらいかなー

世界中には生物の存続を願って人生をかけてる人がたくさんいます。どうしたら人間や他の生物と共存できるか、どうしたら種を増やせるかなどを絶滅させないために奔走してます。

私も何かしら力になれるよう、このサイトを通じて色々発信していきたいと考えてます。

ちなみに、環境省が日本独自の基準でレッドリストを作っているので気になる人は環境省のサイトでご確認ください。国際自然保護連合と少し異なります。

そんなわけで今回は以上です。ありがとうございました。

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